読んだ本の紹介『最強の女性狙撃手』
28日から1月4日まで北海道の実家に帰省していました。
会社は29日から1月6日までの9連休なので、まだあと2日は正月休みが続きますが、連休中に読んだ本を紹介します。
『最強の女性狙撃手』
久々に400ページを超える大著を読了しました。
第二次大戦下、わずか1年たらずで確認戦果309名をあげたソ連の凄腕女性狙撃手のリュドミラ・パブリチェンコの自伝です。狙撃手の任務とは、敵本拠地の目と鼻の先から将校クラスの人物を射殺し、敵の前進を食い止めること。そんな高度な任務には、敵の恨みを買うことが多く、狙撃手は生きて捉えられれば即殺されるか、女性であればもっとひどい目にあいます。リュドミラが従軍した戦い(オデッサ、セヴァストポリ)はどれも困難な退却戦という中、それでも着々と戦果をあげていく様は、まさにノンフィクションの良さを余すことなく味わえる一冊です。