読んだ本の紹介『最強の女性狙撃手』

 

28日から14日まで北海道の実家に帰省していました。

会社は29日から16日までの9連休なので、まだあと2日は正月休みが続きますが、連休中に読んだ本を紹介します。

 

『最強の女性狙撃手』

 

久々に400ページを超える大著を読了しました。

第二次大戦下、わずか1年たらずで確認戦果309名をあげたソ連の凄腕女性狙撃手のリュドミラ・パブリチェンコの自伝です。狙撃手の任務とは、敵本拠地の目と鼻の先から将校クラスの人物を射殺し、敵の前進を食い止めること。そんな高度な任務には、敵の恨みを買うことが多く、狙撃手は生きて捉えられれば即殺されるか、女性であればもっとひどい目にあいます。リュドミラが従軍した戦い(オデッサセヴァストポリ)はどれも困難な退却戦という中、それでも着々と戦果をあげていく様は、まさにノンフィクションの良さを余すことなく味わえる一冊です。